【問145】教員採用試験 教職教養 練習問題|大正自由教育運動
教育史 問20/25難易度B(標準)
問題文
大正期の自由教育運動に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.沢柳政太郎は成城小学校を創設し児童中心の教育を実践した
- 2.及川平治は一斉画一の教授を徹底する静的教育法を提唱した
- 3.羽仁もと子は成城小学校を開き分団式動的教育法を唱えた
- 4.木下竹次は分科の徹底を主張し合科学習を明確に否定した
解説
正解は1。大正期には児童の個性と自発性を尊重する自由教育の運動が広がった。沢柳政太郎は成城小学校を創設し、個性の尊重や自然と親しむことなどを掲げて児童中心の教育を実践した。及川平治は明石女子師範学校附属小学校で、児童の能力の違いに応じて分団を編成する分団式動的教育法を唱えた。羽仁もと子は雑誌『婦人之友』を基盤として自由学園を創設し、生活そのものを学びとする教育を行った。ほかに奈良で合科学習を進めた木下竹次らの実践も知られる。2は誤り。及川が説いたのは動的な分団式教育である。3は誤り。分団式動的教育法を唱えたのは及川平治である。4は誤り。木下竹次は合科学習の提唱者である。