【問144】教員採用試験 教職教養 練習問題|教育勅語の発布と失効確認
教育史 問19/25難易度A(易しい)
問題文
教育勅語に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.教育勅語は帝国議会の議決を経た法律として制定されたものである
- 2.教育勅語は日本国憲法の施行と同時に自動的に廃止と宣言された
- 3.教育勅語は昭和二十年に文部省の告示により全面的に廃止された
- 4.教育勅語は昭和二十三年に衆参両院の決議で失効が確認された
解説
正解は4。教育勅語は明治二十三年に発布された教育に関する天皇の言葉であり、法律ではなく勅語という形式をとった。忠孝を中心とする徳目を国民道徳の規範として示し、戦前の学校では奉読と暗誦が求められた。戦後、日本国憲法と教育基本法の理念に反するとして、昭和二十三年に衆議院が教育勅語等の排除に関する決議を、参議院が教育勅語等の失効確認に関する決議を行い、教育上の効力が明確に否定された。1は誤り。議会の議決を経た法律ではない。2は誤り。効力の否定は憲法施行と同時ではなく両院の決議によった。3は誤り。排除と失効確認は昭和二十三年である。