【問140】教員採用試験 教職教養 練習問題|福澤諭吉と学問のすゝめ
教育史 問15/25難易度A(易しい)
問題文
福澤諭吉の教育思想に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.福澤諭吉は学問のすゝめで儒学の素読を学問の中心に据えよと説いた
- 2.福澤諭吉は同志社を創設し宗教教育を中心とする学校を築いた
- 3.福澤諭吉は学問のすゝめで身分による学問の差を当然と論じた
- 4.福澤諭吉は学問のすゝめで実学の重視と独立自尊を説いた
解説
正解は4。福澤諭吉は『学問のすゝめ』の冒頭で、天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと述べ、それでも人が貴賤や貧富に分かれるのは学ぶか学ばないかによると説いた。ここで重んじられたのは、日常生活と実業に役立つ知識としての実学であり、そのうえで他に依存せず自ら判断し行動する独立自尊が説かれた。彼は慶應義塾を興して人材を育て、『西洋事情』『文明論之概略』などによって西洋の制度と文明を広く紹介した。1は誤り。彼が批判したのが素読に偏る従来の学問である。2は誤り。同志社を創設したのは新島襄である。3は誤り。学ぶことによる身分を超えた向上を説いた。