【問139】教員採用試験 教職教養 練習問題|江戸時代の教育機関
教育史 問14/25難易度B(標準)
問題文
江戸時代の教育機関に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.寺子屋は庶民の子に読み書き算盤を教えた民間の施設である
- 2.藩校は庶民を対象に幕府が全国一律の課程で運営した学校である
- 3.私塾は幕府が設置し官吏養成のみを目的とした公的機関である
- 4.昌平坂学問所は諸藩が共同で運営した庶民向けの教育機関である
解説
正解は1。江戸時代の教育機関は対象と設置者によって性格が分かれる。寺子屋は町人や農民の子どもを対象に、僧侶・浪人・神職などが読み書きそろばんを教えた民間の施設で、往来物と呼ばれる教材が用いられ、幕末には全国に広く普及した。藩校は各藩が藩士の子弟のために設けた学校で、儒学とりわけ朱子学を中心に武芸を課した。私塾は民間の学者が開いたもので、緒方洪庵の適塾、広瀬淡窓の咸宜園、吉田松陰の松下村塾などが知られる。2は誤り。藩校は各藩が藩士の子弟のために設けた学校である。3は誤り。私塾は民間人が開いたものである。4は誤り。昌平坂学問所は幕府直轄の教育機関である。