【問137】教員採用試験 教職教養 練習問題|ブルームの完全習得学習
教育史 問12/25難易度C(難しい)
問題文
ブルームの理論に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.完全習得学習では総括的評価のみを用いて指導の改善を図る
- 2.完全習得学習は形成的評価を用い大多数の到達を目指す方法だ
- 3.教育目標の分類学は認知領域を能力差の測定のためだけに用いる
- 4.ブルームは診断的評価を指導後の成績認定のための評価と定めた
解説
正解は2。ブルームは、適切な時間と方法が与えられればほとんどの学習者が目標に到達できるという前提に立ち、完全習得学習を提唱した。評価については、指導の前に既有の学力やつまずきの原因をつかむ診断的評価、指導の途中で理解の状態を把握し手だてを講じる形成的評価、指導の後に到達度を総括する総括的評価を区別し、とくに形成的評価と回復指導の組み合わせによって大多数の児童生徒の到達を実現しようとした。また教育目標を認知・情意・精神運動の三領域に分類する教育目標の分類学を示した。1は誤り。中核をなすのは形成的評価である。3は誤り。分類学は目標の明確化と授業設計のための枠組みである。4は誤り。指導前に行うのが診断的評価である。