【問134】教員採用試験 教職教養 練習問題|新教育運動の思想家
教育史 問9/25難易度B(標準)
問題文
二十世紀初頭の新教育運動に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.エレン・ケイは児童の世紀で教師主導の詰め込み教育を推奨した
- 2.ケルシェンシュタイナーは労作学校を退け書物中心主義を説いた
- 3.パーカーストは個別学習を否定し一斉教授の徹底を主張した
- 4.エレン・ケイは児童の世紀を著し子どもの世紀の到来を説いた
解説
正解は4。エレン・ケイはスウェーデンの思想家で、一九〇〇年に『児童の世紀』を著し、来たるべき二十世紀は子どもの世紀となるべきだと説いて、児童中心主義を掲げる新教育運動に大きな影響を与えた。同じ潮流のなかで、ケルシェンシュタイナーは書物中心の学習を批判し、手仕事と共同作業を柱とする労作学校を構想して公民教育と結びつけた。パーカーストは学級一斉教授を改め、児童が学習の契約に基づいて自分の速さで進むドルトン・プランを実施した。1は誤り。ケイは教師主導の詰め込みを批判した。2は誤り。ケルシェンシュタイナーは労作学校の提唱者である。3は誤り。パーカーストは個別学習を推進した。