【問132】教員採用試験 教職教養 練習問題|デューイの経験主義と実験学校
教育史 問7/25難易度B(標準)
問題文
デューイの教育思想と実践に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.デューイはコロンビア大学に実験学校を開き教科中心主義を唱えた
- 2.デューイはシカゴ大学に実験学校を設け経験の再構成を重んじた
- 3.デューイは学校と社会で子どもより教材を中心に据えよと論じた
- 4.デューイは民主主義と教育で問題解決学習を有害であると批判した
解説
正解は2。デューイは一八九六年にシカゴ大学に附属の実験学校を設け、子どもの生活と作業を基礎に据えた教育を試みた。『学校と社会』では教育の重心を教材から子どもへ移すことをコペルニクス的転回と呼び、『民主主義と教育』では教育を経験の絶えざる改造・再構成と規定した。なすことによって学ぶという原則のもと、生活上の問題を反省的思考によって解決していく過程を学習の中核に置く問題解決学習を提唱し、戦後日本の初期の教育課程にも大きな影響を与えた。1は誤り。実験学校はシカゴ大学に設けられ、教科中心主義は批判の対象であった。3は誤り。『学校と社会』は子どもを中心に据えることを主張した。4は誤り。問題解決学習はデューイ自身が基礎づけた方法である。