【問131】教員採用試験 教職教養 練習問題|ヘルバルトの四段階教授法
教育史 問6/25難易度C(難しい)
問題文
段階教授法に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.ヘルバルトが示した四段階は予備・提示・比較・応用の順である
- 2.ツィラーはヘルバルトの四段階教授を三段階に整理し直した
- 3.ラインが示した五段階は明瞭・連合・系統・方法・分析の順である
- 4.ヘルバルトが示した四段階は明瞭・連合・系統・方法の順である
解説
正解は4。ヘルバルトは教育学を倫理学と心理学に基礎づけ、教授の過程を明瞭・連合・系統・方法の四段階として定式化した。明瞭で対象を明確に把握し、連合で既有の表象と結びつけ、系統で秩序づけ、方法で応用に至る流れである。弟子のツィラーはこれを分析・総合・連合・系統・方法の五段階に改め、さらにラインが予備・提示・比較・総括・応用の五段階教授に整理した。ラインの形式は明治期の日本にも導入され、画一的な教授の定型として広く普及した。1は誤り。予備・提示・比較を含むのはラインの整理である。2は誤り。ツィラーは四段階を三段階ではなく五段階へ拡張した。3は誤り。明瞭・連合・系統・方法はヘルバルト自身の四段階である。