【問99】教員採用試験 教職教養 練習問題|同和教育と多文化共生
教育原理(生徒指導・特別支援・人権教育) 問24/25難易度C(難しい)
問題文
同和教育及び多文化共生に関する記述として、適切なものはどれか。
- 1.同和教育は特別措置法の失効により学校教育から完全に廃止されている
- 2.多文化共生とは外国人が日本の生活様式へ一方的に同化することをいう
- 3.同和教育の成果は人権教育の取組へ発展的に継承されているとされる
- 4.人権教育及び人権啓発の推進に関する法律は同和問題を対象としない
解説
正解は3。同和問題の解決を目指して積み重ねられてきた同和教育の理念と成果は、特別措置法の失効後、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律に基づく人権教育の取組へ発展的に継承されている。人権教育の指導方法等の在り方についての取りまとめも、同和教育等の実践から学ぶべき成果を継承する必要性を指摘している。1は誤り。差別の解消を目指す教育そのものが不要になったのではない。2は誤り。多文化共生は、国籍や民族などの異なる人々が互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築きながら地域社会の構成員として共に生きることをいい、同化とは異なる。4は誤り。同和問題は同法が想定する人権課題の一つである。本試験では継承の趣旨が問われる。