【問94】教員採用試験 教職教養 練習問題|発達障害の特性と支援
教育原理(生徒指導・特別支援・人権教育) 問19/25難易度A(易しい)
問題文
発達障害の特性に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1.学習障害は全般的な知的発達の遅れを伴うことを判断の要件としている
- 2.学習障害は知的発達に遅れはないが読み書き計算等に著しい困難を示す
- 3.注意欠陥多動性障害の中心症状は限定された興味と反復的な行動である
- 4.自閉スペクトラム症は保護者の養育態度が原因で生じるとされている
解説
正解は2。学習障害は、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す状態を指す。発達障害者支援法2条は、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害等を発達障害と定義する。1は誤り。知的発達の遅れがないことが前提であり、知的障害とは区別される。3は誤り。限定された興味や反復的な行動は自閉スペクトラム症の特性であり、注意欠陥多動性障害の中心症状は不注意、多動性、衝動性である。4は誤り。発達障害は脳機能の障害であり、養育態度が原因ではない。本試験では三障害の特性の入れ替えが典型的な誤答肢となる。