【問92】教員採用試験 教職教養 練習問題|合理的配慮と基礎的環境整備
教育原理(生徒指導・特別支援・人権教育) 問17/25難易度B(標準)
問題文
合理的配慮と基礎的環境整備に関する記述として、適切なものはどれか。
- 1.合理的配慮は障害のある児童生徒全員に一律同一の内容で提供される
- 2.合理的配慮は個別に必要とされるもので過度の負担を伴わないものである
- 3.基礎的環境整備は個々の児童生徒ごとに個別に提供される支援をいう
- 4.合理的配慮の提供は学校の任意であり法令上の義務とはされていない
解説
正解は2。中央教育審議会初等中等教育分科会の報告は、合理的配慮を、障害のある子供が他の子供と平等に教育を受ける権利を享有し行使することを確保するために、学校の設置者及び学校が必要かつ適当な変更・調整を行うものであり、均衡を失した又は過度の負担を課さないものと整理した。個別の必要に応じて内容が決まる点が要点である。1は誤り。一人一人の障害の状態や必要に応じて個別に決定される。3は誤り。基礎的環境整備は国、都道府県、市町村が行う環境整備であり、合理的配慮の基礎となるものである。4は誤り。障害者差別解消法により、合理的配慮の提供は行政機関等の法的義務とされている。本試験では両者の区別が問われる。