【問88】教員採用試験 教職教養 練習問題|懲戒と体罰
教育原理(生徒指導・特別支援・人権教育) 問13/25難易度A(易しい)
問題文
学校における懲戒と体罰に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1.教員はいかなる場合も児童生徒に有形力を行使してはならないとされる
- 2.体罰の禁止は学校教育法ではなく教育職員免許法に規定されている
- 3.教育上必要と認めるときは懲戒を加えられるが体罰は加えられない
- 4.公立小学校の校長は必要に応じ児童に対し停学の処分を行い得る
解説
正解は3。学校教育法11条は、校長及び教員は教育上必要があると認めるときは文部科学大臣の定めるところにより児童等に懲戒を加えることができるが、体罰を加えることはできないと定める。懲戒のうち退学、停学、訓告といった法的効果を伴う処分は校長が行う。1は誤り。文部科学省の通知は、他の児童生徒に被害が及ぶことを防ぐための制止や、自他の危険を回避するための有形力の行使は、体罰に当たらないとしている。2は誤り。体罰の禁止は学校教育法11条ただし書に置かれている。4は誤り。停学は学齢児童生徒には行えず、退学も公立の小中学校の学齢児童生徒には行えない。本試験では、懲戒の種類と体罰の判断基準が繰り返し問われる。