【問87】教員採用試験 教職教養 練習問題|校則の見直しと児童生徒の参画
教育原理(生徒指導・特別支援・人権教育) 問12/25難易度C(難しい)
問題文
生徒指導提要(改訂版)が示す校則の運用と見直しの考え方として、適切なものはどれか。
- 1.校則の見直しに児童生徒が参画する機会を設けることが望ましいとされる
- 2.校則は一度定めた以上変更しないことが教育上望ましいと考えられている
- 3.校則の内容は非公開とし児童生徒や保護者には周知しないことが望ましい
- 4.校則を定める権限は職員会議の議決に専属し校長は関与できないとされる
解説
正解は1。生徒指導提要(改訂版)は、校則を学校の教育目的に照らして必要かつ合理的な範囲内で定めるものとし、その意義を児童生徒が理解できるよう説明すること、児童生徒が話し合う機会や保護者の意見を聴く機会を設けて絶えず見直すことを求めている。見直しの過程に参画すること自体が、児童生徒の主体性を育む教育的意義をもつ。2は誤り。社会常識や時代の変化を踏まえた不断の見直しが必要である。3は誤り。提要は校則をホームページ等に公開し、制定の背景も含めて周知することを求めている。4は誤り。校則を制定する権限は校長にあり、職員会議は校長の職務を補助する機関である。本試験では、公開と見直しの手続が問われる。