【問86】教員採用試験 教職教養 練習問題|中1ギャップと小中連携
教育原理(生徒指導・特別支援・人権教育) 問11/25難易度B(標準)
問題文
いわゆる中1ギャップと小中連携に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.中1ギャップの語は現象を単純化しやすく小学校段階からの視点が必要である
- 2.義務教育学校は小学校と中学校を併設した施設であり校長は各校に置かれる
- 3.小中一貫教育は制度上認められておらず教育課程の特例も設けられていない
- 4.中学校進学後に生じる不登校は小学校段階の状況とは無関係に発生している
解説
正解は1。中1ギャップは、中学校進学時に不登校やいじめが急増するとされる現象を指す通称であるが、国立教育政策研究所は、不登校もいじめも中学1年で突然生じるのではなく小学校段階からの継続や予兆が見られることを指摘し、語の安易な使用に注意を促している。したがって小学校段階からの継続的な把握と、小中の教職員が情報を共有する連携が重要となる。2は誤り。義務教育学校は9年間の課程を一体として行う一つの学校であり、校長は一人、教職員組織も一つである。3は誤り。小中一貫教育は制度化され、教育課程の特例も認められている。4は誤り。小学校段階の状況と無関係とはいえない。本試験では、義務教育学校の制度と併せて問われる。