【問84】教員採用試験 教職教養 練習問題|不登校児童生徒への支援
教育原理(生徒指導・特別支援・人権教育) 問9/25難易度B(標準)
問題文
不登校児童生徒への支援の基本的な考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.支援の目標は社会的自立にあり登校という結果のみを目標とはしない
- 2.支援の目標は速やかな学級復帰であり他の選択肢を示すべきではない
- 3.不登校は本人の怠学に原因があり家庭の責任として対応すべきである
- 4.年度間に十日以上欠席した児童生徒を不登校として計上する扱いである
解説
正解は1。文部科学省の通知は、不登校児童生徒への支援は学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて社会的に自立することを目指す必要があるとしている。また不登校の期間が休養や自分を見つめ直す意義をもつ場合もある一方、学業の遅れや進路選択上の不利益が生じ得る点にも留意するよう求めている。2は誤り。学校復帰のみを求める姿勢は現在の支援方針と異なる。3は誤り。不登校はどの児童生徒にも起こり得るものであり、怠学や家庭の責任に帰する見方は否定されている。4は誤り。不登校は年度間に30日以上欠席し、病気や経済的理由によらない者を指す。本試験では、登校のみを目標としない点が頻出する。