【問78】教員採用試験 教職教養 練習問題|発達支持的生徒指導
教育原理(生徒指導・特別支援・人権教育) 問3/25難易度B(標準)
問題文
生徒指導提要(改訂版)にいう発達支持的生徒指導の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.特定の課題を抱える児童生徒だけを対象として個別に行われる指導のことである
- 2.問題行動が生じた後に事後的に立て直すことを主たる目的とする指導である
- 3.教員が目標を設定し児童生徒を一定の型に導くことを重視する指導である
- 4.全ての児童生徒を対象に日常の教育活動を通じて成長を支える指導である
解説
正解は4。発達支持的生徒指導は、特定の課題を意識することなく全ての児童生徒を対象とし、授業や行事など日常の教育活動を通じて、児童生徒の自発的・主体的な成長や発達の過程を支えるものである。提要は、支持という語について、教員が児童生徒を導くのではなく、児童生徒自身の発達を支えるという意味であると説明している。1は誤り。特定の児童生徒への個別対応は困難課題対応的生徒指導などが担う。2は誤り。事後的な立て直しは即応的・継続的な軸に属し、発達支持的生徒指導は常態的・先行的な働きである。3は誤り。教員主導で型にはめることは発達支持の趣旨に反する。本試験では、発達支持的生徒指導が全ての児童生徒を対象とする点が識別の鍵になる。