【問159】ハラスメントアドバイザー 練習問題|被害者以外の申出への対応
相談業務 問19/20難易度C(難しい)
問題文
従業員Aが、同僚Bが上司から繰り返し大声で叱責されているのを見て、相談窓口に相談した。Bは相談していない。担当者の対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.被害を受けた本人でなくても相談として受け付け、AとBのプライバシーに配慮して事実の確認を進める
- 2.被害を受けた本人からの相談ではないため受け付けず、Bから相談があるまで待つようAに伝える
- 3.Aの相談の内容をそのままBに伝え、Aが相談したことも明らかにして、Bに事実かどうかを確認する
- 4.Aの氏名を明らかにして上司に伝え、事実の確認をしないまま、叱責をやめるよう直ちに注意する
解説
正解は1。ハラスメントの相談は、被害を受けた本人に限らず、周囲で見聞きした者からの相談も、広く受け付けて対応する必要がある。担当者は、Aの話を聴き取ったうえで、Bの意向や状況に配慮しつつ、AとBのプライバシーを守りながら事実関係の確認に進める。パワハラ防止指針も、相談窓口が広く相談に対応することを求めている。2は誤り。本人以外からの相談を受け付けなければ、被害の発見が遅れる。3は誤り。Aの相談の内容や、Aが相談した事実をAの同意なくBに伝えると、Aの秘密が守られず、Bの負担にもなる。4は誤り。Aの氏名を明らかにし、事実の確認をせずに注意すると、Aへの報復を招き、手続の公正さも損なう。