【問155】ハラスメントアドバイザー 練習問題|産業医等の専門職との連携
相談業務 問15/20難易度B(標準)
問題文
相談者が不眠や食欲不振を訴え、業務に集中できない状態が続いている。窓口の担当者の対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.体調は個人の健康の問題であるため、ハラスメントの相談とは切り離し、体調への対応は行わない
- 2.同意を得たうえで、産業医や保健師、メンタルヘルスの専門家への相談や受診を勧め、連携して対応する
- 3.診断が確定していないため、事実関係の確認が終わるまで、体調への配慮は保留することにする
- 4.相談者の同意を得ずに医療機関へ連絡を取り、診療の内容について情報の提供を受けることにする
解説
正解は2。相談者に心身の不調がみられるときは、相談者の同意を得たうえで、産業医、保健師、メンタルヘルスの専門家等への相談や受診を勧め、必要な情報を共有しながら連携して配慮する。パワハラ防止指針は、事後の対応として、被害を受けた労働者の心身の状況への配慮のための措置を講ずることを求めており、メンタルヘルス不調への相談対応もその例とされている。1は誤り。体調の悪化がハラスメントに起因する場合があるため、切り離して放置してはならない。3は誤り。診断の有無や事実確認の完了を待たずに、必要な配慮を行う必要がある。4は誤り。健康に関する情報は特に慎重な取扱いが必要であり、本人の同意なく医療機関に連絡して情報提供を受けることは許されない。