【問154】ハラスメントアドバイザー 練習問題|外部の相談機関との連携
相談業務 問14/20難易度C(難しい)
問題文
相談窓口の対応を外部の専門機関に委託している会社の対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.委託した以上、事実関係の確認や再発防止などの事後対応も外部機関に任せれば、事業主の措置は尽くされる
- 2.外部機関が受けた相談の内容は、相談者の意向にかかわらず、すべて会社に自動的に共有される仕組みとする
- 3.外部窓口があることを従業員に知らせると、社内の窓口が利用されなくなるため、周知は行わない
- 4.外部機関と人事部門との連絡体制や、相談者の同意を得た情報共有の方法を定め、事後の対応は会社が責任をもって行う
解説
正解は4。パワハラ防止指針は、相談への対応を外部の機関に委託することも、相談窓口を設ける方法の一つとして想定している。ただし、雇用管理上の措置を講ずる義務を負うのは事業主であり、委託先の外部機関との連絡体制を整え、相談者の同意を得たうえで情報を共有し、事実確認や再発防止などの事後対応は会社が責任をもって行う必要がある。1は誤り。委託しても事業主の措置義務はなくならず、事後対応を任せきりにはできない。2は誤り。相談の内容を意向にかかわらず自動的に共有することは、プライバシーの保護に反する。3は誤り。窓口の存在を知らせなければ相談できず、窓口を定めて労働者に周知することが措置の内容とされているため、周知は必要である。