【問152】ハラスメントアドバイザー 練習問題|事情聴取で守るべき公正さ
相談業務 問12/20難易度B(標準)
問題文
行為者とされた者への事情聴取において、適切でないものはどれか。
- 1.聴取の目的が事実の確認であることを説明し、先入観を持たずに話を聴く
- 2.行為者の言い分や反論を十分に聴き取り、その内容を記録に残しておく
- 3.相談者の訴えが正しいという前提で、言い分は聴かずに、まず謝罪の文書を提出させる
- 4.相談者の秘密の保護と、相談を理由とする報復の禁止について、聴取の際に説明する
解説
正解は3。行為者とされた者への事情聴取は、事実関係を正確に確認するために行うものであり、相談者の訴えを前提にして言い分を聴かずに謝罪を求めることは、公正さを欠く。パワハラ防止指針は、事後の対応として、事実関係を迅速かつ正確に確認することを求めており、行為者の弁明の機会は、後の処分の相当性にも関わる。したがって適切でないものとして3を選ぶ。1は適切。目的の説明と先入観のない聴取は、聴取の基本である。2は適切。言い分や反論を十分に聴き、内容を記録に残すことで、正確な事実の確認につながる。4は適切。相談者の秘密の保護と報復の禁止を説明することは、二次被害や不利益な取扱いの防止に役立つ。