【問147】ハラスメントアドバイザー 練習問題|二次被害の防止
相談業務 問7/20難易度B(標準)
問題文
窓口の担当者が相談者に「あなたにも落ち度があったのでは」「その程度は我慢するものでは」と述べた。この発言の評価として、最も適切なものはどれか。
- 1.相談者に冷静に考えてもらうための助言であり、相談対応として適切な発言であるといえる
- 2.事実確認を円滑に進めるための質問の一種であり、相談対応として特に問題はないといえる
- 3.被害を軽く扱い相談者を責める発言で、二次被害(セカンドハラスメント)に当たり得る
- 4.相談者を励ます意図があれば、言い方にかかわらず、二次被害には当たらないと評価される
解説
正解は3。二次被害(セカンドハラスメント)とは、相談したことで、相談を受けた者や周囲の者の言動によって、さらに傷つけられることをいう。被害を軽く扱ったり、相談者に原因があるかのように示したりする発言は、相談者を責めるものであり、相談をためらわせる原因となる。担当者は、相談者の受け止めに配慮し、評価や非難をせずに聴く必要がある。1は誤り。助言のつもりであっても、相談者を責める内容であれば不適切である。2は誤り。事実確認は、相談者を責める言い方ではなく、中立的な質問で行う。4は誤り。励ます意図があっても、二次被害かどうかは相談者の受け止めにも配慮して判断され、意図だけで否定することはできない。