【問145】ハラスメントアドバイザー 練習問題|相談者の意向の確認
相談業務 問5/20難易度B(標準)
問題文
相談者が「事を荒立てたくないが、上司の言動はやめさせたい」と述べた。窓口の担当者の対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.本人の意向は考慮せず、会社の判断で相談者と上司を同席させて、その場で話し合わせる
- 2.相談者の同意を得ないまま、直ちに行為者の上司へ、相談者の氏名と相談の内容を報告する
- 3.相談者には何も知らせないまま、行為者の処分を前提とした事実の調査を内密に開始する
- 4.相談者が望む解決の形を確認し、とり得る対応や手続の流れを説明して、同意を得ながら進める
解説
正解は4。相談対応では、相談者が何を望んでいるのか(話を聞いてほしいだけか、行為をやめさせたいのか、配置の変更を求めるのかなど)を確認し、会社がとり得る対応と手続の流れ、守秘の範囲を説明して、相談者の同意を得ながら進め方を決める。相談者の意向を尊重しつつ、事業主は事実関係を確認して適切な対応を講ずる必要があることも説明しておく。1は誤り。意向を無視して相談者と上司を同席させると、相談者に大きな負担を与え、報復を受けるおそれもある。2は誤り。同意なく氏名と相談内容を報告することは、プライバシーの保護に反する。3は誤り。相談者に知らせずに調査を始めると、相談者の信頼を損ない、同意も得られない。