【問138】ハラスメントアドバイザー 練習問題|性別役割分担意識への対応
予防と再発防止 問18/20難易度C(難しい)
問題文
セクシュアルハラスメントの原因や背景に関する、男女雇用機会均等法に基づく指針の考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.性別役割分担意識に基づく言動も背景にあり、こうした言動をなくしていくことが防止の効果を高める上で重要である
- 2.被害を受けた者の服装や言動が原因であるため、従業員の服装を規制する指導を中心に行えばよい
- 3.セクハラは異性間でのみ発生するため、防止の取組では同性間の言動に対する注意喚起は行わなくてよい
- 4.セクハラの被害者は女性に限られるため、防止の研修は女性従業員のみを対象に行えばよい
解説
正解は1。男女雇用機会均等法に基づくセクハラ防止の指針は、職場におけるセクハラの発生の原因や背景に、性別役割分担意識に基づく言動もあると考えられ、こうした言動をなくしていくことが防止の効果を高める上で重要であるとしている。そのため、研修等では、固定的な性別役割の押しつけが、セクハラの背景になり得ることを取り上げる必要がある。2は誤り。被害を受けた者の服装や言動に原因を求める考え方は、被害者に責任を転嫁するものである。3は誤り。同性に対するセクハラも対象となり、被害者・行為者の性別は問わない。4は誤り。男性を含むすべての労働者が行為者にも被害者にもなり得るため、研修は男女を問わず行う必要がある。