【問135】ハラスメントアドバイザー 練習問題|研修の手法と効果の確認
予防と再発防止 問15/20難易度B(標準)
問題文
ある会社は、ハラスメント防止研修を年1回、外部講師による講義形式のみで実施し、受講後の確認は行っていない。受講者からは「内容は理解できたが、実際の場面でどう対応すればよいか分からない」という声が多い。研修の改善策として、最も適切なものはどれか。
- 1.講義の時間を延ばして関係法令の解説を増やし、受講後の理解度の確認は引き続き行わない
- 2.研修の回数を減らして内容を精選し、実際の場面への対応は個々の従業員の判断に任せる
- 3.事例の検討やロールプレイを取り入れ、受講後に理解度を確認して、その結果を次回の研修に反映する
- 4.受講者の声は研修の効果を測る指標にならないため、受講後の意見は集めず、内容も変更しない
解説
正解は3。研修の目的は知識の習得だけでなく、実際の職場で適切に行動できるようにすることである。事例の検討やロールプレイなどの参加型の手法を取り入れると、具体的な場面での判断や対応を学びやすい。受講後に理解度を確認し、受講者の意見などとあわせて内容を見直せば、次回以降の研修の効果も高まる。パワハラ防止指針も、研修、講習等の実施による周知・啓発を求めている。1は誤り。条文の解説を増やしても場面への対応力は高まらず、理解度の確認も行わなければ効果が分からない。2は誤り。回数を減らして実際の場面への対応を個人の判断に任せると、対応のばらつきが生じ、予防につながらない。4は誤り。受講者の意見は研修の改善に役立つ情報であり、集めずに内容を固定すれば、課題を改善できない。