【問129】ハラスメントアドバイザー 練習問題|職場の要因と個人の要因
予防と再発防止 問9/20難易度A(易しい)
問題文
ハラスメントの発生の原因や背景に関する考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.原因は行為者の性格のみにあるため、行為者個人に対する指導や注意だけで予防は十分に可能である
- 2.原因は被害を受けた者の能力不足にあるため、被害者側の教育に予防の重点を置くべきである
- 3.個人の要因に加え、コミュニケーション不足や過重な業務負荷などの職場の要因も関係している
- 4.原因は業種に固有のものであり、業種によっては職場の環境を改善しても予防の効果は見込めない
解説
正解は3。ハラスメントは、行為者の認識や言動の特徴といった個人の要因に加え、コミュニケーションの不足、過重な業務負荷や人員不足、ハラスメントを許容する職場風土、上司の指導力の不足など、職場の要因が重なって発生することが多い。そのため、個人への対処に加えて、職場環境の改善を含めた予防策が必要になる。1は誤り。行為者個人の指導だけでは、背景にある職場の要因が残り、再発を防げない。2は誤り。被害を受けた者の能力不足を原因とする考え方は、被害者に責任を転嫁するものであり、誤りである。4は誤り。業種を問わず職場環境の改善による予防は可能であり、効果が見込めないと決めつけることはできない。