【問124】ハラスメントアドバイザー 練習問題|実態調査の目的
予防と再発防止 問4/20難易度A(易しい)
問題文
従業員を対象に実施するハラスメントの実態調査(アンケート)の目的として、最も適切なものはどれか。
- 1.回答の内容から行為者を特定し、該当する者の全員に対して、調査の直後に懲戒処分を科すこと
- 2.相談窓口に寄せられない潜在的な問題も含めて職場の実態や原因を把握し、防止対策に生かすこと
- 3.回答者の氏名を管理職に開示し、回答の内容が事実かどうかを管理職が本人に直接確認すること
- 4.報告件数の少ない部署を高く評価し、各部署に報告件数を抑えるよう目標を設定させること
解説
正解は2。実態調査は、相談窓口には表れにくい潜在的な問題や、職場の雰囲気、ハラスメントの原因・背景となる要因を把握し、研修や業務体制の見直しなど今後の対策に生かすために行う。1は誤り。アンケートは実態把握の手段であり、回答だけで行為者を特定して処分することは、事実関係の確認や弁明の機会などの手続を欠き、調査への信頼も損なう。3は誤り。回答者の氏名を管理職に開示すれば、回答者が不利益を恐れて本音を答えにくくなり、プライバシー保護の面でも不適切である。4は誤り。報告件数を抑える目標は、被害の申告を妨げて実態を見えにくくするものであり、防止の趣旨に反する。