【問122】ハラスメントアドバイザー 練習問題|管理職向けと一般社員向けの研修
予防と再発防止 問2/20難易度B(標準)
問題文
ハラスメント防止研修を管理職向けと一般社員向けに分けて実施する際の内容の設計として、最も適切なものはどれか。
- 1.管理職向けには指導の方法と相談を受けた際の初動対応を、一般社員向けには定義や類型と相談窓口の利用方法を盛り込む
- 2.管理職向けには関係法令の条文の暗記を、一般社員向けには行為者に科される懲戒処分の種類の一覧だけを盛り込む
- 3.管理職向けには部署の業績目標を達成する方法を、一般社員向けには相談窓口の担当者の氏名だけを盛り込む
- 4.管理職向けにも一般社員向けにも、被害を受けたときの対処法だけを盛り込み、部下への指導の方法は扱わない
解説
正解は1。管理職は部下への指導や業務上の指示を行う立場にあり、適正な指導とパワハラとの線引き、部下から相談を受けたときの初動対応と窓口への連絡が重要になる。一般社員には、ハラスメントの定義や類型、自分が行為者や傍観者にならないための注意、相談窓口の利用方法を伝える必要がある。事業主には研修等による周知・啓発が求められており(労働施策総合推進法30条の3、パワハラ防止指針)、対象者の役割に応じて内容を変えると効果が高まる。2は誤り。条文の暗記や処分の一覧だけでは、日常の行動の改善につながらない。3は誤り。業績目標の達成方法はハラスメント防止研修の主題ではなく、窓口の担当者の氏名だけでは利用方法の理解にも足りない。4は誤り。管理職には指導の方法こそ必要であり、被害を受けたときの対処法だけでは役割に応じた内容といえない。