【問108】ハラスメントアドバイザー 練習問題|引き離しの配置転換
事後の迅速かつ適切な対応 問8/20難易度B(標準)
問題文
事実確認の結果、課長によるパワーハラスメントが認められた。被害を受けた部下と課長を引き離すために配置転換を行う場合の対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.必ず被害を受けた部下のほうを異動させることとし、本人の希望は確認しない
- 2.行為者の異動は事実上の処分にあたるため、被害者を異動させる以外の方法は一切認められない
- 3.被害者の意向を確認し、被害者に不利益が生じないよう配慮しつつ、行為者側の異動も検討する
- 4.行為者への処分が確定するまでは、いかなる配置転換も行ってはならない
解説
正解は3。指針は、被害者への配慮や行為者への措置の例として、被害者と行為者を引き離すための配置転換を示している。実施にあたっては、被害者の意向を確認し、被害者の不利益にならないよう配慮することが必要であり、行為者側を異動させる選択肢も含めて検討するのが適切である。1は誤り。被害者を一方的に異動させ、希望を確認しないのは、被害者にさらなる不利益を与えかねない。2は誤り。行為者側の異動を含めて検討できる。人事上の措置としての必要性が認められれば、行為者を異動させることも可能である。4は誤り。処分の確定を待たなくても、被害者の就業環境を守るために必要な配置転換を行うことはできる。