【問104】ハラスメントアドバイザー 練習問題|事実確認の記録と客観資料
事後の迅速かつ適切な対応 問4/20難易度B(標準)
問題文
ハラスメントの事実関係を確認する際の実務に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.聴取の記録は後で争いの証拠となるため、担当者の記憶にとどめ、書面には残さないようにする
- 2.メールや業務日報などの客観的な資料は、供述に影響するため収集しない
- 3.聴取の日時、相手、発言内容を記録し、メールなどの客観的な資料があれば併せて収集する
- 4.行為者とされた者への聴取は、相談者を同席させて両者から同時に行う
解説
正解は3。事実関係を迅速かつ正確に確認するため、聴取の日時や相手、発言内容を記録として残し、メールや業務日報など客観的な資料があれば併せて収集することが適切である。記録は、事実認定や、その後の措置の根拠を示すうえでも役に立つ。1は誤り。記録を残さなければ聴取内容を正確に保持できず、後に判断の経緯を説明できなくなる。2は誤り。客観的な資料は、供述の裏づけや食い違いの検証に役立つので、収集すべきである。4は誤り。相談者を同席させると、相談者が心理的な圧迫を受けたり、行為者とされた者が率直に話せなくなったりするおそれがあり、双方への聴取は別々に行うのが通常である。