【問103】ハラスメントアドバイザー 練習問題|主張が食い違う場合の聴取
事後の迅速かつ適切な対応 問3/20難易度B(標準)
問題文
営業部の部下が上司のパワーハラスメントを訴えたが、上司はそのような言動を否定している。双方の主張が食い違い、事実関係を十分に確認できない場合の事業主の対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.同じ職場の同僚など第三者からも事実関係を聴取するなどの措置を講ずる
- 2.立場が上の者の主張のほうが信頼できるものとして、上司の主張を採用する
- 3.相談者の主張が裏づけられていないとして、そのまま相談を打ち切る
- 4.行為者とされた上司が否定した時点で、事実関係の確認を終了する
解説
正解は1。指針は、相談者と行為者との間で事実関係に関する主張に不一致があり、事実の確認が十分にできないと認められる場合には、第三者からも事実関係を聴取するなどの措置を講ずることを求めている。同僚など、当該言動を見聞きした可能性のある者から聴取すれば、客観的な事実の確認につながる。2は誤り。立場の上下で主張の信頼性を判断することは、正確な事実確認といえない。3は誤り。主張が裏づけられないからといって打ち切ることは、迅速かつ正確な確認を尽くしたことにならない。4は誤り。行為者とされた者の否認だけで確認を終えることは、第三者への聴取などの措置を講ずべき場面にそぐわない。