【問102】ハラスメントアドバイザー 練習問題|一方のみの聴取の問題
事後の迅速かつ適切な対応 問2/20難易度B(標準)
問題文
部下から上司のパワーハラスメントの相談を受けた人事担当者の対応のうち、適切でないものはどれか。
- 1.相談者の心身の状況に配慮しながら、相談者から事実関係を丁寧に聴き取る
- 2.相談者の話とは別に、行為者とされた上司からも事実関係や認識を聴き取る
- 3.聴き取りの日時、相手、内容を記録として残し、後に判断の経緯を説明できるようにしておく
- 4.相談者の話だけで事実があったと判断し、上司からの聴き取りを行わずに処分を検討する
解説
正解は4。指針は、相談窓口の担当者、人事部門または専門の委員会等が、相談者および行為者の双方から事実関係を確認することを求めている。相談者の話のみで事実を認定し、行為者とされた者から聴き取りを行わずに処分を検討する対応は、事実関係を正確に確認するという要請に反し、後に処分の有効性が争われるおそれもある。したがって適切でないものとして4を選ぶ。1は適切。相談者の心身の状況に配慮しながら丁寧に聴き取る。2は適切。行為者とされた者の話も聴き取る。3は適切。記録は事実認定や判断の根拠として役立つ。