【問94】ハラスメントアドバイザー 練習問題|窓口を一元化する望ましい取組
事業主の措置義務と方針の明確化 問14/20難易度B(標準)
問題文
ハラスメントの相談窓口の整備に関する望ましい取組として、指針に示されている内容はどれか。
- 1.パワハラの窓口はセクハラ等の窓口とは別の部署に置き、相互に情報交換を行わない
- 2.相談窓口ではパワハラの相談のみを受け付け、その他のハラスメントの相談は断る
- 3.ハラスメントの種類を労働者自身が見極め、該当する窓口にだけ申し出る仕組みにする
- 4.セクハラや妊娠・出産等に関するハラスメントも含め、一元的に相談できる体制を整備する
解説
正解は4。指針は、職場におけるパワーハラスメントの相談窓口で、セクシュアルハラスメントや妊娠・出産、育児休業等に関するハラスメントなどの相談にも一元的に応じることができる体制を整備することが望ましいとしている。義務ではなく望ましい取組であるが、労働者にとっては、どのハラスメントに当たるかを判断できなくても相談しやすくなり、事業主にとっても対応の漏れを防ぐことができる。1は誤り。窓口を別々にして情報交換を行わない体制は、一元的な対応という考え方に反する。2は誤り。パワーハラスメントの相談に限り他を断る運用は、相談を妨げ、望ましい取組とはいえない。3は誤り。ハラスメントの種類を労働者に見極めさせて申出先を選ばせる仕組みは、相談をためらわせるおそれがあり、一元的な体制の趣旨に反する。