【問85】ハラスメントアドバイザー 練習問題|方針の明確化と周知の内容
事業主の措置義務と方針の明確化 問5/20難易度A(易しい)
問題文
事業主が職場のパワーハラスメント防止のために明確化し、労働者に周知・啓発すべき事項として、指針に沿ったものはどれか。
- 1.ハラスメントに当たるかどうかは各管理職の判断に委ね、会社としての定義は示さない旨
- 2.ハラスメントを受けた場合は、被害者自身が行為者と話し合って解決すべきである旨
- 3.職場におけるパワーハラスメントの内容と、パワーハラスメントを行ってはならない旨
- 4.ハラスメントに当たるかどうかは、行為者の意図の有無のみを基準に判断する旨
解説
正解は3。指針は、職場におけるパワーハラスメントの内容と、職場におけるパワーハラスメントを行ってはならない旨の方針を明確化し、管理・監督者を含む労働者に周知・啓発することを求めている。1は誤り。何がハラスメントに当たるのかについて、会社として内容を明確にして示す必要があり、各管理職の判断に委ねてはならない。2は誤り。被害者に自己解決を求めるのではなく、事業主が相談体制を整え、事案に迅速かつ適切に対応する義務を負う。4は誤り。ハラスメントに当たるか否かは行為者の意図のみで決まるものではなく、言動の客観的な内容や、労働者の就業環境への影響などを踏まえて判断される。