【問78】ハラスメントアドバイザー 練習問題|労働審判の手続
懲戒処分と紛争の解決 問18/20難易度B(標準)
問題文
労働審判制度の仕組みに関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.労働基準監督署の監督官が、原則として1回の期日で労使間の紛争について判断する
- 2.地方裁判所の裁判官3名の合議体が審理し、期日の回数に制限は設けられていない
- 3.地方裁判所で、労働審判官1名と労働審判員2名の委員会が、原則3回以内の期日で審理する
- 4.労働審判員のみの委員会が審理し、裁判官は関与せず、調停を試みることもない
解説
正解は3。労働審判は、個々の労働者と事業主との間の民事の紛争を、地方裁判所で迅速に解決するための手続であり、裁判官である労働審判官1名と、労働関係の専門的な知識経験を持つ労働審判員2名で組織する労働審判委員会が、原則として3回以内の期日で審理する。審理の中で調停による解決を試み、成立しない場合に審判を行う。1は誤り。労働基準監督署や監督官が行う手続ではない。2は誤り。裁判官3名の合議体ではなく、期日の回数も原則3回以内である。4は誤り。労働審判官(裁判官)が関与し、調停の試みも行われる。