【問39】ハラスメントアドバイザー 練習問題|就職活動中の学生への辞退強要
セクハラ・マタハラなどの理解 問19/20難易度B(標準)
問題文
採用担当者が、内定を出した学生に対し、「他社の選考をすべて辞退しなければ内定を取り消す」と告げ、その場で辞退の連絡をさせた。この言動に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.内定者の入社意思を確認するための通常の手続であり、就活ハラスメントには当たらない
- 2.他社の選考の辞退を強要するいわゆる就活終われハラスメントとして、不適切な言動に当たる
- 3.学生は労働者ではないので、どのような言動であっても、企業が法的責任を問われることはない
- 4.学生が書面で同意した場合は、強要の有無にかかわらず、就活ハラスメントには当たらない
解説
正解は2。就職活動中の学生に対し、内定の取消しをほのめかすなどして、他社の選考を辞退して就職活動を終えるよう迫る行為は、就活終われハラスメント(オワハラ)と呼ばれ、不適切な言動に当たる。就活ハラスメントは法令上の用語ではないが、選考の自由は学生にあり、辞退の強要は認められない。1は誤り。入社意思の確認と辞退の強要は異なる。3は誤り。学生が労働者でなくても、強要や威圧的な言動は不法行為として企業が責任を問われ得る。4は誤り。内定取消しをほのめかされた状況で得た同意は、自由な意思に基づくものとはいえない。