【問30】ハラスメントアドバイザー 練習問題|セクハラ判断の客観性
セクハラ・マタハラなどの理解 問10/20難易度C(難しい)
問題文
セクシュアルハラスメントにおける「労働者の意に反する性的な言動」や「就業環境が害される」の判断の考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.被害を受けた労働者の主観のみに基づいて判断し、客観的な基準や一般的な感じ方は用いない
- 2.被害を受けた労働者の性別にかかわらず、常に平均的な男性労働者の感じ方を基準として判断する
- 3.主観を重視しつつ一定の客観性を求め、被害者の性別に応じ平均的な女性または男性の労働者の感じ方を基準とする
- 4.行為者の認識を基準とし、行為者が性的な言動だと考えていなかった場合には該当しないとする
解説
正解は3。セクシュアルハラスメントの指針は、労働者の意に反する性的な言動及び就業環境が害されるかどうかの判断について、労働者の主観を重視しつつも、事業主の防止措置義務の対象となることを考えると一定の客観性が必要であるとし、被害を受けた労働者が女性であれば平均的な女性労働者の感じ方、男性であれば平均的な男性労働者の感じ方を基準とすることが適当としている。1は誤り。主観のみで判断するものではない。2は誤り。被害者の性別に応じて基準が分かれる。4は誤り。行為者の認識や意図は判断の基準ではない。パワーハラスメントの平均的な労働者の感じ方との違いにも注意する。