【問26】ハラスメントアドバイザー 練習問題|性的指向に関する侮辱
セクハラ・マタハラなどの理解 問6/20難易度B(標準)
問題文
職場で、部下が同性のパートナーと暮らしているという噂が広まった。上司は、その部下に対し、他の社員の面前で、性的指向を侮辱する発言を繰り返した。この言動に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.パワーハラスメントの指針で、精神的な攻撃の該当例とされる、性的指向に関する侮辱的な言動に当たり得る
- 2.性的指向は私生活上の事柄なので、職場で行われた言動であっても、ハラスメントの対象にならない
- 3.性的指向を公表している労働者に対する言動である場合に限り、パワーハラスメントの対象となる
- 4.隔離や仲間外しを伴わない発言なので、パワーハラスメントの類型のいずれにも当たらない
解説
正解は1。パワーハラスメントの指針は、精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言)の該当例として、人格を否定するような言動を行うことを挙げ、相手の性的指向・性自認に関する侮辱的な言動を行うことを含むとしている。事例は他の社員の面前で繰り返されており、他の要素も満たせばパワーハラスメントに当たり得る。2は誤り。私生活上の事柄であっても、職場での侮辱的な言動は対象となる。3は誤り。性的指向を公表しているかどうかは要件ではない。4は誤り。侮辱的な発言は精神的な攻撃に当たり、隔離や仲間外しの有無は関係しない。