【問18】ハラスメントアドバイザー 練習問題|機微な個人情報の取扱い
パワーハラスメントの理解 問18/20難易度C(難しい)
問題文
部下が上司に、不妊治療のために定期的な通院が必要であると打ち明けた。上司の対応のうち、個の侵害に当たらず、適切と考えられるものはどれか。
- 1.業務の調整のため、本人の了解を得ないまま、同じチームの同僚に治療のことを伝える
- 2.本人の了解を得たうえで、必要な範囲に限って人事労務部門の担当者に伝え、配慮を促す
- 3.チームの理解を得るため、本人に確認せずに朝礼で治療中であることを説明して協力を求める
- 4.他の管理職にも配慮を頼む目的で、本人に確認せずに管理職会議で治療の内容を共有する
解説
正解は2。指針は、個の侵害の該当しない例として、労働者の了解を得て、機微な個人情報について必要な範囲で人事労務部門の担当者に伝達し、配慮を促すことを挙げている。不妊治療などの機微な個人情報は、労働者の了解を得ずに他の労働者に暴露すれば、個の侵害に当たり得る。1は誤り。了解を得ずに同僚へ伝えることは暴露に当たる。3は誤り。理解を得る目的があっても、本人に確認せず全員の前で説明することは許されない。4は誤り。管理職であっても、本人に確認せず内容を共有することは、本人の了解と必要な範囲を超えている。