【問5】ハラスメントアドバイザー 練習問題|同僚による集団の無視
パワーハラスメントの理解 問5/20難易度B(標準)
問題文
同じ部署の同僚5人が、数か月にわたり、Cだけに業務連絡をせず、あいさつにも応じず、会議での発言も無視して孤立させている。Cは出社が苦痛になっている。この状況の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.同僚同士は対等な立場なので、役職に差がない以上、パワーハラスメントに該当することはない
- 2.同僚による集団の行為で、Cが抵抗や拒絶をすることが困難であれば、優越的な関係を背景としたものとなり得る
- 3.暴力や暴言を伴わない無視は、パワーハラスメントの6類型のいずれにも該当しない
- 4.集団の中に管理職が一人も含まれていない場合は、優越的な関係の要件を満たさない
解説
正解は2。指針は、同僚又は部下からの集団による行為で、これに抵抗又は拒絶することが困難なものを、優越的な関係を背景とした言動の例に挙げている。複数人が長期間にわたり無視して孤立させる行為は、人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)に当たる。1は誤り。同僚間でも、集団による行為などで優越的な関係が成立し得る。3は誤り。無視は人間関係からの切り離しの該当例であり、暴力や暴言の有無は問わない。4は誤り。集団に管理職が含まれることは要件ではない。なお、業務上必要かつ相当な範囲を超えているか、就業環境が害されているかも併せて判断する。