【問139】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|従業員の不適切投稿
情報漏えい・労務・製品事故 問19/20難易度B(標準)
問題文
飲食チェーンG社のアルバイト従業員が、厨房で不衛生な行為をする動画をSNSに投稿し、拡散した。G社の対応として、適切でないものはどれか。
- 1.投稿の事実を速やかに確認し、投稿者への聞き取りと、投稿の削除の依頼を行う
- 2.炎上が収まるまで事実関係を公表せず、問い合わせにも一切対応しない
- 3.確認できた事実と再発防止策を、自社の公式サイトなどで速やかに説明する
- 4.SNS利用のルールを定め、アルバイトを含む全従業員に教育を行う
解説
正解は2。従業員の不適切投稿は拡散が速く、対応が遅れるほど信頼の低下が大きくなる。事実を確認して投稿の削除を依頼し、確認できた事実と再発防止策を速やかに説明することが基本であり、沈黙や問い合わせの無視は不信を招く。事案によっては、使用者責任(民法715条)を問われることもある。したがって適切でないものとして2を選ぶ。1は適切で、事実確認が対応の出発点となる。3は適切で、危機管理広報の基本である。4は適切で、SNS利用の禁止事項を明確にして教育を続けることが再発防止につながる。