【問15】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|ビジネスと人権の3つの柱
企業の社会的責任とESG 問15/20難易度A(易しい)
問題文
「ビジネスと人権に関する指導原則」が示す3つの柱の組合せとして、最も適切なものはどれか。
- 1.国家の人権保護義務、企業の利益最大化責任、被害者による自力救済
- 2.国家の経済発展義務、企業の人権尊重責任、救済へのアクセス
- 3.国家の人権保護義務、企業の人権尊重責任、救済へのアクセス
- 4.国家の人権尊重責任、企業の人権保護義務、救済へのアクセス
解説
正解は3。「ビジネスと人権に関する指導原則」は、2011年に国連人権理事会で承認された国際的な枠組みであり、国家の人権保護義務、企業の人権尊重責任、救済へのアクセスの3つの柱から成る。企業の人権尊重責任は、法令の遵守にとどまらず、自社の事業やサプライチェーンを通じた人権への負の影響を避け、対処することを求める。1は誤り。企業に求められるのは利益の最大化ではなく人権の尊重であり、救済も被害者の自力救済ではなく、司法・非司法の仕組みを通じて確保される。2は誤り。国家に求められるのは経済発展ではなく人権の保護である。4は誤り。国家の保護義務と企業の尊重責任が入れ替わっている。