【問14】企業危機・コンプライアンス管理士 練習問題|統合報告と6つの資本
企業の社会的責任とESG 問14/20難易度B(標準)
問題文
統合報告に関する記述として、適切でないものはどれか。
- 1.財務情報と非財務情報を関連づけ、企業が中長期的にどのように価値を創造するかを説明する報告である
- 2.国際統合報告フレームワークは、財務・製造・知的・人的・社会関係・自然の6つの資本を示している
- 3.主に投資家などの資本提供者を想定読者とし、組織の価値創造の過程を簡潔に示すことを重視する
- 4.法令によって全上場会社に作成が義務づけられており、記載事項も内閣府令で一律に定められている
解説
正解は4。統合報告書は、日本では法令により作成が義務づけられておらず、企業が任意で作成して開示するものである。記載事項も内閣府令で一律に定められてはおらず、有価証券報告書のような法定開示書類とは性格が異なる。したがって適切でないものとして4を選ぶ。1は適切。財務情報と非財務情報を関連づけ、中長期の価値創造を説明する点が統合報告の特徴である。2は適切。国際統合報告フレームワークは、財務資本、製造資本、知的資本、人的資本、社会・関係資本、自然資本の6つを価値創造の源泉として示す。3は適切。主な想定読者は投資家などの資本提供者であり、価値創造の過程を簡潔に示すことを重視する。