【問188】社会福祉士 練習問題|ストレングス視点とエンパワメント
ソーシャルワークの基盤と理論 問13/25難易度B(標準)
問題文
ストレングス視点とエンパワメントアプローチに関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.ストレングス視点は、援助者が課題や欠陥を特定して補うことを中心に据える
- 2.エンパワメントアプローチは、制度的な抑圧の問題を対象から除外している
- 3.ストレングス視点は、個人の能力や意欲、環境の資源を強みとして把握する
- 4.サリービーは、地域の資源を強みに含めないことを原則として主張している
解説
正解は3。ストレングス視点はサリービーらが体系化したもので、クライエントの能力、意欲、願望、これまでの対処の経験に加え、家族や地域がもつ資源をすべて強みとして把握し、それを活用して支援を組み立てる考え方である。1は誤り。欠陥や病理の特定を中心に据えるのは問題志向の視点であり、ストレングス視点はこれと対比される。2は誤り。エンパワメントアプローチはソロモンが提起したもので、社会的および制度的な抑圧によって奪われた力の回復を目指し、抑圧構造への働きかけを含む。4は誤り。ストレングスには個人の属性だけでなく、環境や地域がもつ資源が含まれる。