【問187】社会福祉士 練習問題|生態学的視点とライフモデル
ソーシャルワークの基盤と理論 問12/25難易度B(標準)
問題文
ジャーメインらのライフモデルと生態学的視点に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.人と環境の適合状態ではなく、個人の心理的な病理の除去を援助の焦点に置く
- 2.環境は固定的なものであるとされ、環境の側への働きかけは援助に含まれないとする
- 3.人と環境の交互作用に着目し、両者の適合状態を高めることを援助の焦点とする
- 4.生活ストレスは個人の性格に起因するとし、対処能力の概念を用いないとする
解説
正解は3。ジャーメインとギッターマンは生態学的視点に基づきライフモデルを提唱し、人と環境との交互作用が生じる接点に介入して、両者の適合状態を高めることを援助の焦点とした。生活ストレッサー、ストレス、対処、対処能力といった概念を用いる点に特徴がある。1は誤り。個人の病理の除去に焦点を置くのは医学モデルであり、ライフモデルはこれと対比される。2は誤り。ライフモデルは環境の側の応答性を高める働きかけを重視し、環境は変化しうるものとして捉える。4は誤り。生活ストレスは人と環境との不適合から生じるとされ、対処能力の概念が積極的に用いられる。