【問182】社会福祉士 練習問題|倫理綱領と行動規範
ソーシャルワークの基盤と理論 問7/25難易度B(標準)
問題文
社会福祉士の倫理綱領に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.倫理綱領は法令であり、違反した場合には直ちに資格の取消しが行われると定める
- 2.原理として人間の尊厳、人権、社会正義、集団的責任、多様性の尊重を掲げる
- 3.クライエントの自己決定の尊重は掲げられておらず、専門職の判断が優先される
- 4.社会に対する倫理責任は含まれず、クライエントとの関係のみが対象とされる
解説
正解は2。日本ソーシャルワーカー連盟およびその構成団体である日本社会福祉士会の倫理綱領は、ソーシャルワーク専門職のグローバル定義を承認したうえで、原理として人間の尊厳、人権、社会正義、集団的責任、多様性の尊重、全人的存在を掲げている。1は誤り。倫理綱領は専門職団体の自律的な規範であって法令ではなく、資格の取消しは法律上の要件に基づく行政処分である。3は誤り。倫理基準はクライエントの自己決定の尊重を明記している。4は誤り。倫理基準は、クライエントに対する倫理責任、組織・職場に対する倫理責任、社会に対する倫理責任、専門職としての倫理責任で構成される。