【問177】社会福祉士 練習問題|慈善組織協会とセツルメント運動
ソーシャルワークの基盤と理論 問2/25難易度B(標準)
問題文
慈善組織協会とセツルメント運動に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.セツルメント運動の拠点として、バーネットらがロンドンにトインビーホールを設立した
- 2.慈善組織協会は救済の重複を防ぐため友愛訪問を廃し、金銭給付のみを行う団体である
- 3.アダムスはロンドンにハルハウスを設立し、後の医療ソーシャルワークを確立させた
- 4.慈善組織協会はグループワーク、セツルメント運動はケースワークの源流とされている
解説
正解は1。セツルメント運動は、知識人や学生が貧困地域に住み込み、住民との人格的な交流を通じて地域全体の生活改善を図る運動である。1884年、バーネット夫妻を中心にロンドンのイーストエンドに世界初のセツルメントであるトインビーホールが設立された。2は誤り。慈善組織協会は友愛訪問員による個別の調査と訪問を中核とし、これがケースワークの源流となった。金銭給付のみを行う団体ではない。3は誤り。ハルハウスはアダムスがシカゴに設立したセツルメントである。4は誤り。対応が逆であり、慈善組織協会はケースワーク、セツルメント運動はグループワークおよびコミュニティワークの源流とされる。