【問174】社会福祉士 練習問題|質的調査の手法
社会学と社会システム・社会福祉調査の基礎 問24/25難易度B(標準)
問題文
質的調査の手法に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.参与観察法は調査者が対象集団に一切関与せずに記録する方法である
- 2.参与観察法は調査者が対象集団の生活に加わりながら観察する方法である
- 3.構造化面接では調査者が状況に応じて自由に質問を変えるのが原則である
- 4.フォーカスグループインタビューは対象者に個別に面接する方法である
解説
正解は2。参与観察法は、調査者が調査対象となる集団や地域の生活に自ら加わり、内側から相互作用を観察して記録する方法であり、観察者としての立場と参加者としての立場の調整が重要になる。1は誤り。対象に関与せず外部から観察するのは非参与観察であり、参与観察とは区別される。3は誤り。あらかじめ定めた質問と順序に従って行うのが構造化面接であり、状況に応じて自由に問いを変えるのは非構造化面接である。4は誤り。フォーカスグループインタビューは複数の対象者による集団的な相互作用を通じて意見を引き出す方法である。本試験では面接の構造化の程度の違いが問われる。