【問175】社会福祉士 練習問題|質的データの分析
社会学と社会システム・社会福祉調査の基礎 問25/25難易度C(難しい)
問題文
質的データの分析に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.グラウンデッドセオリーはデータから概念を生成し理論を構築する方法である
- 2.KJ法はあらかじめ設定した仮説を統計的に検定するための技法である
- 3.トライアンギュレーションとは単一の方法のみで検証を行う手法である
- 4.グラウンデッドセオリーは既存理論の演繹的な検証を目的とする方法である
解説
正解は1。グラウンデッド・セオリー・アプローチは、グレイザーとストラウスによって提唱された方法であり、収集したデータを切片化してコードを付し、比較を重ねながら概念とカテゴリーを生成し、データに根ざした理論を帰納的に構築する。2は誤り。KJ法は川喜田二郎が考案した、データを記したカードを類似性に基づいてグループ化し図解する発想法であり、統計的検定の技法ではない。3は誤り。トライアンギュレーションは複数の方法、データ、調査者を組み合わせて結果の妥当性を高める方策である。4は誤り。演繹的な理論検証ではなく帰納的な理論生成を目的とする。本試験では両者の方向の違いが問われる。