【問168】社会福祉士 練習問題|標本誤差と標本の大きさ
社会学と社会システム・社会福祉調査の基礎 問18/25難易度C(難しい)
問題文
標本誤差に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.標本誤差は標本の大きさを大きくするほど小さくなる傾向がある
- 2.標本誤差は標本の大きさを大きくするほど大きくなる傾向がある
- 3.標本誤差は全数調査においても必ず生じる避けられない誤差である
- 4.標本の大きさを四倍にすると標本誤差はおよそ四分の一に縮まる
解説
正解は1。標本誤差は、母集団の一部だけを調べることにより生じる、標本の統計量と母集団の値とのずれである。無作為抽出による標本では、標本の大きさが大きくなるほど標本誤差は小さくなる。2は誤り。関係は逆であり、標本が大きいほど誤差は小さくなる。3は誤り。全数調査では母集団のすべてを調べるため標本誤差は生じない。ただし記入漏れや回答の誤りなどの非標本誤差は全数調査でも生じる。4は誤り。標本誤差はおおむね標本の大きさの平方根に反比例するため、標本を4倍にしても誤差はおよそ2分の1になるにとどまる。本試験ではこの平方根の関係が問われる。