【問156】社会福祉士 練習問題|社会階層と社会移動
社会学と社会システム・社会福祉調査の基礎 問6/25難易度B(標準)
問題文
社会階層と社会移動に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1.世代間移動とは親の階層的地位と子の階層的地位の間に生じる移動である
- 2.世代内移動とは親と子の職業的地位の違いによって生じる移動である
- 3.構造移動とは個人の努力や能力によってのみ生じる移動のことである
- 4.垂直移動とは同じ階層内で職業や地域を移る水平的な移動を指す
解説
正解は1。社会移動のうち、親の階層的地位と子の階層的地位を比較して捉えるものを世代間移動という。1人の個人が生涯の中で経験する地位の変化は世代内移動と呼ばれ、両者は区別される。2は誤り。親と子の地位の違いによる移動は世代間移動であり、世代内移動の説明ではない。3は誤り。構造移動は産業構造や職業構成の変化によって生じる移動であり、個人の努力によるものは純粋移動と呼ばれる。4は誤り。垂直移動は階層の上下を移る移動であり、同一階層内での移動は水平移動である。本試験では世代間移動と世代内移動、構造移動と純粋移動の対比が繰り返し問われる。